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環境経済・経営研究所(RIEEM)主催の日豪ワークショップ「日豪連携による脱炭素に向けた協力の可能性:CCS、CO2越境輸送を中心に」を開催しました。

2026年10月8日、ビジョンセンター東京虎ノ門において、日豪ワークショップ「日豪連携による脱炭素に向けた協力の可能性:CCS、CO2越境輸送を中心に」が開催されました。本ワークショップには、日豪の脱炭素に係る専門家、企業関係者が20名以上参加し、二酸化炭素回収・貯留(CCS)や二酸化炭素の越境輸送を中心に、脱炭素へ向けた日豪連携の可能性を中心とした議論が行われました。

冒頭、有村所長より開会挨拶が行われました。本シンポジウムの趣旨が説明され、本シンポジウムで講演される登壇者が紹介されました。

講演では、まず、オーストラリア国立大学のLlewelyn Hughes教授が登壇し、オーストラリアにおける気候変動政策について講演しました。講演では、オーストラリアにおける気候変動政策の主要なポイントや、CCSに対するACCU(Australian Carbon Credit Unit)の発行等が紹介されました。

次に、The CarbonNetのJane Burton氏が登壇し、オーストラリアにおけるCCSについて講演しました。オーストラリアの先住民であるアボリジニへの感謝が示された後、オーストラリアにおけるCCSをめぐる状況、セーフガードメカニズムを通じたCCSの促進、The CarbonNetによるCCS促進の取組みが紹介されました。

続いて、経済産業省の吉村崇志様が登壇し、日本のCCS政策について講演しました。講演では、CCS事業法を始めとした日本のCCSに関する制度、先進的CCS事業の状況、二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)やカーボンリサイクルの促進へ向けた取組み等が紹介されました。

さらに、カーボンフロンティア機構(JCOAL)の﨑元尚土様が登壇し、浮体式洋上圧入CCSの可能性について講演されました。講演では、海洋にある浮体を設置してCO2を直接圧入する浮体式洋上圧入CCSについて、その利点や貯留可能量が紹介されました。

各登壇者による講演の後、有村所長と東京大学の杉山昌広教授によるコメントを起点に、参加者も含めた質疑応答が実施されました。学術関係者のみならず、企業関係者からの質問もあり、脱炭素に向けた日豪の可能性について、活発な議論が展開されました。

最後に、オーストラリア国立大学のLlewelyn Hughes教授より閉会の挨拶があり、本シンポジウムは盛況の中、閉幕となりました。